香水のことを知りたい方必見♡【香料濃度や香りの系統】香水に関する疑問のまとめ

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『香水に挑戦したいけど、何を買ったらいいんだろ・・・』と悩むことも多いのではないでしょうか。

香りによってなりたい自分を想像してみて下さい。
穏やかになりたい、魅力をupしたいなど、自分のなりたいイメージを香りに託してみるのも良いですよ♡

この記事では香水に関する、
●【賦香率、香りの変化、香りの系統】
●【香料の種類、オススメの付け方】
●【使用期限、処分方法】
などについて紹介しています。

こちらの記事を読んでいただければ、香水に関する疑問が解消できるので、ぜひ見てみて下さいね。

♥目次♥
  1. 香水の成分とは??薬機法での取り扱いについて
  2. 香水の製造方法について
  3. 香水の選び方や購入場所はどこが良い?
  4. 香料濃度【賦香率(ふこうりつ)】の違いで呼ばれる名称
  5. 香りのピラミッド【香りの変化を示す〇〇ノート】とは??
  6. シングルノートやシンクロノートとは??
  7. 香りの系統を5種類紹介
  8. 香料の種類【天然香料・合成香料・調合香料】とは??
  9. 香りの印象は大事【香水の付け方や注意点】を紹介
  10. 使用期限と保管方法
  11. 香水の処分方法
  12. 香水のまとめ

香水の成分とは??薬機法での取り扱いについて


香水は何から作られているかご存知でしょうか。
普段から何気なく使っているけど、良い香りがすること以外あまりよく知りませんよね。

ここでは、香水の成分や薬機法での取り扱いについて説明をします。

香水の成分とは

香水は『香料とアルコールと水』から作られています。
その大部分はアルコールで、水はほとんどの場合5%未満しか使われません。

香料素材を色々と混ぜて作成され、天然香料と合成香料を組み合わせて一つの香りが作られています。

香水は薬機法で扱われている

一般的な香水は使用者の『魅力を増す』目的で使用されます。
身体の一部に散布されることが多く、その目的や使用方法こそが『薬機法』によって化粧品として扱われています。

『薬機法』という法律では、種類までは細かく規定されてないですが、香水を含む化粧品の製造や販売を規制しています。

ただし・・・
部屋用や衣服用の芳香剤などのフレグランス(香水)は薬機法の対象になりません。

空間の香り付けを目的とするものや、人体への直接の使用を前提としないもの。
このような場合は、化粧品ではなく『雑貨』扱いとなり、薬機法の制限を受けないのです。

日本の薬機法では分類はなく『すべて同一の香水・化粧品のカテゴリー』に分類されているのです。

香水の製造方法について

香水の製造は、

  • 原材料の調達
  • 香りの抽出
  • 香りをブレンドなど

さまざまな工程を経て製造されています。

香料を調合して,特定の香りをつくりだす専門家のことを
『調香師(ちょうこうし)』と呼びます。

ここでは製造方法を順番に紹介していきますね。

原材料の調達

香水の作り方は、まず原材料を調達するところから始めます。

その香りのイメージにあった原材料を調達することによって、理想の香水を作りあげることができます。

例えばバラなら「どこの種類のものなのか」「どこの産地のものなのか」「どの部位を使って製造をはかるのか」など、それらを把握することにより、香りのイメージに合う原材料をしっかりと調達することが可能になります。

香りの抽出

調達が完了したら、今度は香りを抽出する作業を実施。
植物性香料は抽出方法が何種類かあります。

よく使用される抽出方法は『水蒸気蒸留法』。
植物を水蒸気で蒸留させ、その香りを調達します。

もし、果実から香りを調達する場合は『圧搾法』というやり方で抽出。
ローラーにかけて、香りを搾り出す手法となります。

熱に弱い植物から香りを抽出する場合は『油脂吸着法』という方法で抽出します。

香りをブレンド

それぞれから香りを抽出したら、次は複数の香りをブレンドさせる調合作業をします。
この時に分量の割合が少しでも違うと、出来上がる香りは考えていたものと全然違う香りとなってしまいます。

イメージ通りの香りを再現させるためには、決められた分量の割合で常に作ることが大事。
香りの調合後は、精製水とエタノールを入れれば香水の完成です。

香水の選び方や購入場所はどこが良い?

香水を選ぶ時に、たくさんの種類がある中から自分に合う香水を選ぶのは、とても難しいことです。

香水の香りは目に見えるものではないので、

  • 好きではない香りを選んでしまう
  • 香水売り場のNO.1をとりあえず選んでしまう
  • 皆が使用してるものを使ってしまう

    ことも多いと思います。

その結果、自分に合わない香りを購入してしまうこともあるのではないでしょうか。

最近では香水も、ドラッグストアやドン・キホーテなどで手軽に手に入りますよね。
皆さんはどこで購入することが多いでしょうか。

ここでは、香水の選び方のポイントや購入場所を紹介していこうと思います。

香水の選び方のポイント

香水選びでまず最初に考えていただきたいのは、『いつ・どこで・何のためにつけるのか』です。
どういった場面で使用したいのかが重要。

普段使いにしたいのか?オフィスやパーティなどで使用するのか、そのシチュエーションによって選ぶ香水は異なります。

例えば普段使いやオフィスで使用する場合は、オードトワレやオーデコロンといった軽めの香りが良いでしょう。
香りの系統としてはフローラル系やシトラス系など、爽やかで好感度の高いものを選ぶのがオススメです。

パーティなどの席なら、フローラル系やオリエンタル系の華やかな香水を選ぶと良いでしょう。

和食のように味だけでなく繊細な香りも楽しむ席では、強すぎる香水は敬遠されるので、
【オードトワレやオーデコロン】を軽くつけるくらいが良いでしょう。

また、香水をプレゼントのために綺麗にラッピングをしたい場合は『実店舗』で購入するのがオススメです。

セルフ型の店舗

ドラッグストアやドン・キホーテなどの、テスターで香りを確かめて購入できるお店です。

一般的には、香水を初めて購入する際は気軽にテスターも試せる『セルフ型』のお店での購入が多いと思います。
取り扱っている香水は、5,000円以下の比較的リーズナブルな商品が多いです。

シャネルやディオールなどのハイブランドの香水は置いていないことも。
ハイブランドの香水を購入したい場合は、百貨店や専門店などで購入して下さいね。

基本的に香りの趣向は変わらないので、ついつい同じ香りを集めてしまう傾向もあるのでは。
今までと違う香りを試したい場合は、販売員の方がいる専門店などで香水を探してみると新しい発見もあるのでオススメです。

ネット通販

いつも使っている香水と同じ香水を購入するなら『ネット通販』を利用すればお得に購入できます。

【近くに香水を扱っている店舗がない】場合などは、家にいながら時間も気にせず購入できるので便利ですよね。
私は遠方に住んでいるので、ネットで購入することも多いので助かってます。

ただ、テスターがないので新しい香水を購入したい時は香りを確かめる事ができないのでマイナスポイントです。

店舗で購入するよりも、安く購入することが出来る場合もあるので自宅でお得にgetできる点も嬉しいですね!

接客型の店舗

一番のオススメとして紹介したいのは、百貨店や香水専門店などの販売員がいる店舗です。

最初は敷居が少し高く感じるかもしれませんが、香水専門の販売員の方にサポートしてもらえます。
今までと違う香りを見つけることができるでしょう。

接客型の店舗だと、

  • 自分の知らない香りの香水を選べる
  • 香水のことを今までより知れる
  • 新たな発見ができる
  • 今までとは違う系統の香りの提案をしてもらえる

    などのサポートが期待できます!!

また、なりたい自分のイメージを香りに託してみるのも良いでしょう。
販売員の人に伝えれば、適切なアドバイスをしてくれるので楽しく香水を選ぶことができますよ😊

香水のサブスク(定期便)

定番の香水を決めるより多くの香水を楽しみたい方は、香水の『サブスク』がオススメ。
 
毎月違う香りの香水が届くので、お気に入りの香水に出会えることも♡

サブスクでは香水専門サイトの『カラリア』などがあります。
約500種類以上の香水を購入でき、メンズもレディースも取り扱っています。

香水の香りの説明があるので、香りをイメージしやすくなっているので気になる方は見てみてくださいね。

サブスクで今まで購入していたものと違う香りを知れるので、お気に入りが見つかるチャンスですよ。

香料濃度【賦香率(ふこうりつ)】の違いで呼ばれる名称

皆さんは、賦香率(ふこうりつ)って聞いたことがありますか。
賦香率とは、香水に含まれている香料の濃度のことをさします。

一般的に香水は『香料・アルコール・水』で作られていて、中に含まれる香料の濃度により香りの持続時間が違います。
香料の濃度が高いほど長く持続し、低いほど香りが消えるのが早くなります。

賦香率(ふこうりつ)の違いで香水の名称が分けられています。

賦香率は、香りの持続時間やふさわしいシーンに影響する基本的な部分。
賦香率が高い=香料の濃度が高い』となります。

香料濃度が低く持続時間が短い順に、

  • オーデコロン
  • オードトワレ
  • オードパルファム
  • パルファムとなります。

香料濃度や持続時間は、法律で定められているわけではないのでメーカーによって違いがあるので注意が必要とのこと。

パルファムやオードトワレなどの名称は、各フレグランスメーカーや香水ブランドが独自に呼び分けることができる現状です。

では、順番に詳しく紹介していきますね。

オーデコロン

eau de Cologne 香料濃度:2〜5%
         持続時間1〜2時間

オーデコロンは、最もライトな香りでリフレッシュ効果もあります。
持続時間も1〜2時間と短いので香りの変化も少なめ。

香りを長く楽しむというよりは、リフレッシュしたいときにサッとつけるのが効果的です。
つけ方は『面』で広くつけるイメージ。

香料の濃度も低く、香りの持続時間も少ないので初めて香水を試すという人にはオススメです。

オードトワレ

♦eau de toilette 香料濃度:5〜10%
         持続時間3〜4時間

香料濃度が低めで香りが強すぎないので、香水を初めて使用する場合やメンズの方にもオススメとなります。

香料濃度の低いオードトワレですが、多量に付ければ香りが主張しすぎることも。
付ける量は1~2プッシュ位にしましょう。

香りは数時間で弱まるため、必要であれば付け直して下さい。

朝からでも使いやすいタイプの香りで、日常生活で使うのにも適しています。

【eau de toilette】 という綴りのため、 香水では【EDT】と表記されることも多いです。

オードパルファム

♦eau de Parfums 香料濃度:10〜20%
         持続時間5時間前後

一般的に持続時間が長く使いやすい香水なので愛用している人も多いのが特徴。
価格もパルファムより抑えられてます。

パルファムとオードトワレの中間となり、持続力はありながらオードトワレに近い気軽さで人気が高まっています。

オードパルファムは、パルファムに似て香りに深みがあります。
持続時間も長いこともあり、香りのつけすぎには注意が必要。

しかし、パルファムよりは濃度が低いので、価格はパルファムよりも安いことが多いです。

【eau de Parfums】という綴りのため【EDP】 と表記されています。

パルファム

Parfum 香料濃度:20%〜30%
     持続時間:6時間以上

どのメーカーも『パルファム』をメーカーの商品ラインの最上級フレグランスに位置づける傾向があります。

賦香率が違うだけでなくオードパルファムよりパルファムの方がグレードの高い原料を使用します。

香料濃度が高く持続時間が長い『パルファム』ですが、ほんの少しの量でしっかりと香るので、使いこなすには自分なりの試行錯誤も必要となってきます。

乾燥している冬は香りが立ちにくい季節なので、『パルファム』は使いやすいです。
フォーマルな席にも相応しい格調高いタイプの香りとなってます♡

注意点

香水の注意点としては、オードパルファムやオードトワレなどの名称は、各フレグランスメーカーや香水ブランドが独自に呼び分けることができます。

香水メーカーAは、賦香率15%を『オードパルファム』と表記、
香水メーカーBは、賦香率15%を『オードトワレ』と表記することがあります。

香料濃度や持続時間は、法律で定められているわけではないので、メーカーによって違いがあります。

そのため香水の名称については、あくまでも参考程度にして下さいね。

香りのピラミッド【香りの変化を示す〇〇ノート】とは??

香水の『〇〇ノート』とは、香り立ちや香りの構成を示す専門用語となります。

香水をつけた直後の香りと、しばらく経ってからの香りが違うと感じたことはありませんか。

香水は多種多様な香料を使用しており、時間の経過で揮発性の高いものから低いものへと順に変化していく特徴があります。

何種類もの香料を混ぜあわせて香水は作られ、それぞれの香料は揮発する温度が違います。
時間とともに香りが変化するのは、時間差で香りの分子が拡散されるため。


香水では、どのような順番で香り立つかを示したものを『ノート』と呼んでいます。

  • 香水をつけて初めての香りが
    『トップノート』
  • 少し時間が経ってから香るのが
    『ミドルノート』
  • 香水の香りが消えるまでの香りが
    『ベースノート』

ここでは香りの変化と香り立ちについて紹介します。

【トップノート(先立ち)】つけてから5〜10分くらいの香り

香水をつけて最初に匂った香りのことを『トップノート』といいます。
つけてから5~10分ぐらいで香る部分で、揮発性の高い性質をもつものが香ります。

シトラスやグリーン系の香りが使われます。
例えば、レモン、ベルガモット、ラベンダー、タイムなど。

その香りを印象付ける重要な役割をしていること、特に強い香りを感じるのもポイント。

香水などのフレグランスを購入したときに『トップノート』の香りが思ってたのと違うかな?と感じることもあると思いますが、香りは次第に変化していきます。

トップノートは香りが強いこと、アルコールの香りを感じることもありますので、誰かと会う前などは香りの経過に気をつけるようにしましょう。

【ミドルノート(中立ち)】つけてから30分〜2時間くらいの香り

香りが調合される上で一番の骨格となる部分。
つけてから30分~2時間位に香る部分となり、その香りの特長となる香料を中心に香りの個性が最も感じられる部分です。

表現したいイメージが一番現れて、配合されている全ての香料がバランスよく香ります。
香水などでは『ミドルノート』が一番落ち着いた香りの状態になるので、誰かと会う際はオススメです。

主にフローラル系などの万人受けするような香りのものが多い傾向。
他にも【フルーツ系や、スパイス系】などが使われるようになり華やかさもある香りとなります。

香りのストーリー展開をしていく部分で、香水のテーマとなる重要な部分です。

【ベースノート(後立ち)】つけてから2時間以降、消えるまでの香り

香りをつけてから2時間以降、香りが消えるまでの残り香で、自身の肌の上でその人独自の香りとなる部分です。

『ラストノート』とも呼ばれており、どんな香料を使っているかで選ぶのもオススメ。

持続性がある【ムスク、アンバー、パチュリ、サンダルウッド】などの香りが多く使用されています。
保留性の高い香料とインパクトの少ない香料で構成されています。

香水の個性が出る部分で、使った人に同じ香りをもう一度使いたいと思わせる部分となっています。

また、保留性が高いことから他の香料と混ぜ合わせることにより、香り全体の持続性を高める効果もあります。

シングルノートやシンクロノートとは??

突然ですが、シングルノートとシンクロノートって聞いたことありますか?

香りを一種類しか使用しないことで、時間が経過しても香りが変わらないものを
『シングルノート』

つける人によって香りが変わるものを
『シンクロノート』といいます。

全然違うものですが、少し名前が似ているので間違えないように気をつけてくださいね。
ここでは、それぞれの特徴を紹介させていただきます。

シングルノートとは

シングルノートは、香料を一種類しか使用していないので香りに変化がないのが特徴です。
つまり、シングルノートには『トップノート、ミドルノート、ベースノート』がないです。

複数の香りをブレンドしていないため、香りが変化することがありません。

好きな香りだけを楽しみたい人や、時間とともに香りが変わるのが苦手な人は、シングルノートを選ぶと香りが変わる心配がないので安心ですね。

また香りが変わらないので、ミドルノートまで待てない人にもオススメです。

シンクロノートとは

つける人によって香りが変わるものを『シンクロノート』といいます。

シンクロノートは【人の体温や肌質、そのときの気候】などによって香りが変化します。
自分らしさを演出しやすく、香り方が人によって違うのも面白いですよね。

代表的な製品としては『シャネルのアリュール』
アリュールについて詳しく紹介しているので下記からチェックしてみて下さいね。

香りの系統を5種類紹介

香水の香りには、シトラスやフローラルといった馴染み深いものを始め、ウッディやオリエンタルなどの少し重厚感がある魅力的な香りのものもあります。

香りを系統ごとに分類したものが『香調(ノート)』と呼ばれています。

ここでは香水の代表的な香りの系統を5種類紹介させていただきます。

爽やかで清涼感のあるシトラス系

シトラスは柑橘系の香りが主体となったフレッシュな爽やかな香り。
オレンジやレモンなど、さっぱりしていて、好き嫌いが分かれにくい香りと言われています。

夏場の暑い時期に、お風呂上りに爽快感を一層高めてくれるシトラスの香りのオーデコロンが人気です。

シトラス系でも『レモンやオレンジ、ベルガモット』など種類によって香りの違いがあるので、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

花を基調とした甘く華やかなフローラル系

フローラルの香りの印象としては『甘い、華やか、上品』などがあります。

ローズやジャスミンなどの花が香料として使用されることも多く、甘く華やかな香り。
ミドルノートに使われていることが多いです。

フローラルにもたくさんの種類があります。

●新緑の中に咲くフレッシュな印象の
『フローラルグリーン』
●果実のみずみずしさを演出する
『フローラルフルーティー』
●花の甘さにシトラスのスパイスを加えた
『フレッシュフローラル』
●清楚で上品な感じな、白いお花の香り
『ホワイトフローラル』

フローラルの中でも香りの種類が分けられ、どれも上品なのに嫌みのない良い印象の香りとなっています。

東方の濃厚な香りで奥深さがあるオリエンタル系

バニラやパチュリ、スパイス類などが効いた、甘く濃厚な香りがオリエンタル系と呼ばれます。
複数の香料が組み合わされて完成するので、香りの印象も複雑に感じるかもしれません。

軽い印象の香水を選びがちの方は『オリエンタル系』の甘く濃厚な奥深い印象の香りも
一つあると良いかもしれません。

特別な社交場でも香りのお陰で、より堂々とできますよ。

アジアを思わせる豊かで奥深く、高級感や落ち着きのある香りとなってます。

重厚感や落ち着いた印象を与えるウッディ系

ウッディ系は、サンダルウッドやセダーウッド、スギなどの樹木が主体となった重厚感や安定感のある香り。
これらの香りは、香水ではベースノートに使用されることが多いです。

日本人にとって木の香りは【心が落ち着く・温もりのある印象】を与える香り。
安心感を与える香りでもあるので、ビジネスシーンでもオススメです。

日本と違い【フランス】では、木の香りに対して『ミステリアス』なイメージをもちます。
ぜひ魅惑的なウッディ系の香りにも触れてみて下さい。

水や海をイメージした爽やかなマリン系

オゾン、アクアとも呼ばれるマリン系は合成香料を使用しており、自然界にはない香り。

水・海などの透明感あふれるみずみずしい香りが連想され『マリン系(アクア / オゾン)』といわれています。

『マリン』と表現する場合、スイカやメロンなどのフルーティー系と柑橘(シトラス)系の香りを組み合わせることも。

マリンの香りは、調香師によって違いがでる『創造性の高いジャンル』となり、
日本と海外でも『マリン』の香りが違うので購入の際は、香りを確かめてから購入するようにしましょう。

実際には、水や海などを香料にはできないので、
【シトラス・フルーティ・ハーバル・フローラル・ウッディ(グリーン)】など爽やかな香りを組み合わせて再現されます。

【癒し・クール】さもある香りで、たくさんの人に好まれています。
自宅での普段使いや、オフィスなど幅広く使えるのも特徴的でオススメの香り。

香料の種類【天然香料・合成香料・調合香料】とは??

香料の種類としては、3種類あります。

  • 合成香料
  • 天然香料
  • 調合香料

天然香料には【動物由来と植物由来】のものがあり価格は高い傾向に。

最近では人工的に製造された合成香料が使用されることも多くなっています。

ここでは、香料の種類について紹介させていただきますね。

動物由来の天然香料

動物由来の香料は、
ジャコウジカ(ムスク)や、ジャコウネコ(シベット)などの生殖腺分泌物や、クジラの腸内結石(竜涎香・アンバーグリス)などを素材にしたもの。

単品では臭いけど、香りのアクセントとして少し足すことで惹きつける香りとなります。

動物由来の香料は【ワシントン条約や捕鯨禁止、世界的に動物愛護の風潮】が強まっている影響で使用が制約されています。

現代ではほとんど使用されておらず、合成香料にほぼ代替されています。

植物由来の天然香料

天然の植物の『花弁や葉、果実、樹皮、根』から採り出されます。
同じ花でも生育場所によって香りの違いがあり、さまざまな製法を駆使して香料素材にしたものが植物由来の香料です。

<水蒸気蒸留での抽出>
鍋でバラの花を煮て、上がってきた蒸気を採取した場合、
『1リットルのオイル』を作るには、バラがどれ位必要だと思いますか?

なんと・・・バラの花3トンが必要!!
非常に貴重なオイルで、値段もかなり高価となります。

天然香料に使用される香料は『約150種類』ほどです。

天然香料の抽出

香料の原材料に応じて、それぞれ抽出方法が違います。

ここでは代表的なものを紹介します。

  • 圧搾法
    柑橘系などの精油の採集に使用し、果皮を圧搾する方法
  • 水蒸気蒸留法
    植物を蒸留器に詰めて水蒸気で蒸留させる方法
  • 溶剤抽出法
    水蒸気蒸留では、熱や圧力、水分によって精油成分が壊されてしまうデリケートな植物に使われる方法
  • 冷浸法
    常温で固型油脂の上に花などを並べ抽出する方法
  • 温浸法
    60~70度に加熱した油脂に花などを浸して抽出する方法 
  • 有機溶剤抽出法
    石油エーテル、ヘキサン、ベンゼンなどの揮発性有機溶剤を用いた方法

合成香料

ワシントン条約などの制約により、人工的に製造されたものが合成香料です。
天然香料よりコストを抑えれるメリットがあります。

合成香料は主に以下の3種類

  • 天然香料の成分を分析して作り出した同じ香りのもの
  • 天然には存在しない香りのもの
  • 天然香料から主成分を化学的に単離したもの

合成香料は品質にばらつきがなく、安定して供給できるのが特徴。
新しい合成香料の開発に向けて研究が進められています。

調香に使用されている合成香料の数は、
『4000種類以上』もあります。

調合香料

天然香料や合成香料を混合し、目的の香りを作り出したものを調合香料といいます。
天然香料を再現したものや、採取が不可能なものを再現されて作られた香料。

香料を調合することを調香といい、調香する人を調香師(ちょうこうし)といいます。
香粧品に用いられる香料は、調合香料で【使用目的・用法】に合わせて調香が行われています。

高級香水や高級化粧品に利用されることも多いです。

香りの印象は大事【香水の付け方や注意点】を紹介

香りの印象は皆さんが思っているより大事!!

印象の良い『香り』を身に付けるだけで、相手にも良い印象が付くので香り選びは慎重にしましょう。
例えば『軽い清潔感を感じる匂い』に嫌いな人はほぼいないので柑橘系はオススメです。

また、香水の付け方で悩んだこともあるのではないでしょうか。

いくら良い香りでも、大量に付けてしまうと匂いがきつくて周囲の迷惑になってしまいます。
私は付け方も良く分からないまま手首に擦って付けたり、首元にサッと付けていました。

ここでは香水のオススメの付け方や、付けない方が良い場所・注意点などを紹介させていただきますね。

香水のオススメの付け方

一番オススメな方法を紹介させていただきます!
洋服を着替える前の下着の状態で『脇腹、胸元、下半身』に香水を振り、洋服を着る方法。
内側につけることで、ふとした瞬間に周りにフワッと香り、香水臭くならないのでオススメです。

香りは上へと立ち上っていく性質があるため、上品に香らせたいならウエストから下に付けるのが良いでしょう。
具体的にはウエスト・太もも・ひざ裏・足首・手首がオススメの部位となります。

香水は、自分では【ちょっと物足りないかな?】と思うくらいが適量。

濃厚な香り立ちの香水の場合は、足首に1プッシュすると程よい香りが楽しめます。
ひざの裏やくるぶしなど、下半身の脈打つ部分につけると更に効果的♡

手首に香水を付ける際は、手首同士を擦り合わせる方がいますがこれはNG行為。
摩擦熱で香りが変わってしまう原因となってしまいます。

左右どちらかの手首に少量の香水を付け、反対の手首で軽くトントンと馴染ませながら付けて下さいね。

気になる人とのデートの時の小技も紹介しときますね。

気になる人(彼氏)に香水をプレゼントしてもらって、デートの時にプレゼントされた香水を使用します。

デート3~4回に1回、プレゼントされた物と違う香りを使用してみて下さい。
普段と違う香りで【あれ?何でいつもと違う香りなんだろう??】って思わすことができるかも。
気を抜いたら他の誰かに取られてしまうかも・・・と思わせたいですよね♡

ただ、気になる人が心配性な場合は、必要以上に心配をかける恐れもあるので注意して下さいね。

香水をつけない方が良い場所

香水のつけない方が良い場所は、首など直射日光の影響を受けやすいところ。

のど周辺は皮膚が薄いので敏感で湿疹やかぶれを起こす恐れがあります。
また、日光は香料の種類によっては、シミなどの原因になることがあるので注意が必要です。

また、汗が出やすい脇の下なども避ける方が無難で香水をつける時は、塗布する場所を清潔に保つようにしましょう。

清潔にすることで、香水の香りをより引き立たせることができます。

また、香水は系統(香調)によって多少の差はありますが適量をつけることが大切です。

  • パルファムなら1~2滴
  • オードパルファムやオードトワレは1~2プッシュ
  • オーデコロンはつけたい場所から10センチほど離し2〜4プッシュ

大体の目安となっていますので、香水の付けすぎに注意しましょう。

香水のアレンジした付け方

香水は肌につける以外でもアレンジして使えるアイテム。

例えばメッセージカードに吹きかけておくと、ほのかに香って想いを引き立ててくれることも。
ハンカチに吹きかけておくと使用する度に、ふわっと香りを広げることもできます。

また、自宅ではドライフラワーや造花の花などに香水を吹き付ければ、優しく香るルームフレグランスにもなりますよ。

他にも、ハンカチやガーゼに香水を吹き付け、クローゼットに入れるのもオススメです。
クローゼットの中で、自然と服がお気に入りの香りに包まれて良い香りに♡

香水をつける時の注意点

香水は脇や足の裏など、汗をかきやすい場所にはつけないようにしましょう。

少し難しいですが、自分の体臭と混ざっても合う香水を選ぶ方法もあります。
体臭は人それぞれなので、自分の個性が活かせる香水を見つけることも楽しみの一つですね。

香水をつけた後は擦らないことも大事。
香水をつけた後は多少濡れてしまうので、ついつい擦ってしまいがちですが香りの持続時間が短くなってしまいます。
軽くトントンと馴染ませる位にして下さい。

また、香水をつけ足す時には注意が必要。
同じ香りをすでに自分自身がたっぷり嗅いでいるため、つけ足す時に『つけ過ぎてしまう』ことも。
つけ足す時は、最初につけた場所より少し離れた所に『少量』つけるようにして下さいね。

さらに、服に付着するとシミになる可能性があるので付ける場所には注意してください。

使用期限と保管方法


良い香りの香水を手に入れると、気分も上がりますよね♡
お気に入りの香りを長く楽しむためには、香水の保管方法に注目することも必要です。

ここでは、香水の使用期限と保管方法を紹介したいと思います。

香水の使用期限

香水の主な原料は【エタノールと香料と水】
エタノールには防腐効果があるため未開封の場合、製造から3年ほどは問題なく使用できます。

使用期限は購入日ではなく、製造年月日から計算したものとなるので注意が必要です。
フリマアプリやオークションサイトなどで香水を購入する場合は、製造年月日にも注意して購入しましょう。

使用期限が過ぎていると、本来の香りの良さを感じられないことも。

開封後は早めに使用

開封後、酸素に触れることで香水の劣化は進むので、なるべく早く使い切るようにしましょう。
目安としては1年以内。

香水の使用期限は保管状況など、さまざまな条件によって異なります。
簡単なチェック方法は、匂いや色を確かめること。

明らかに【匂いが変わっている場合や色が濃くなっている】などの変化がある場合は使用しない方が良いでしょう。

香水のフタを開けたまま保管すると、香りが飛ぶだけではなく酸素も入り込んでしまいます。
香水を使用後フタを毎回きちんと閉めるのは少し面倒かもしれませんが、長く香りを楽しむために閉めるようにして下さいね。

香水の保管方法

香水は温度変化に弱く、日差しが当たる場所に置いておくと消耗していきます。
日本は夏と冬の温度変化が大きくなるので、どうしても劣化を避けることが難しいです。

何度も温度変化を繰り返すことで劣化が進むため、保管場所には注意が必要です。
なるべく、直射日光の当たらない涼しい場所で保管するようにして下さいね。

香水の処分方法

香水を貰ったけど自分の苦手な香りだったり、購入したけど思っていたものと違う・・・
そんな時は、香水を捨てたくなると思います。

香りが苦手な場合は、知人にあげたり、メルカリに売ってはいかがでしょうか。

捨てるのはもったいないので、必要としている人へ渡すのが一番良い方法です!

また、香水を長期間保存していると香りが変化してしまうことも。
そんな時は、スプレー部分を取り外してディフューザーにすることもオススメです。

どうしても、捨てたい場合は・・・

香水にはエタノールなどの成分が含まれているので、トイレやシンクなどに流すと環境破壊になりかねません。
流すのではなく、ボトルを分解して中身を紙で吸い取って袋に密閉して捨てるようにして下さいね。

瓶は自治体で決められた処分方法や分別で捨てるようにしましょう。


香水の瓶は可愛いくてオシャレなものも多いので、インテリアなどで飾ってみても良いと思いますよ♡

香水のまとめ

皆さんの周りにも【いつも良い香りだなぁ】と感じる人はいてますよね?
香りは周りからの第一印象を決める大事な役割もあります。

香水は大きく分類すると【賦香率、香りの変化、香りの系統】に分けられます。

香料濃度【賦香率(ふこうりつ)】

香水の原料は【香料とアルコールと水】です。
このうち香料が占める割合を『賦香率(ふこうりつ)』といい、この賦香率の違いで香水の種類が分けられます。
香料濃度によって『パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロン』と分類されています。

香りのピラミッド(香りの変化)

香水の『〇〇ノート』は、香り立ちや香りの構成を示す専門用語となります。
香水をつけた直後の香りと、しばらく経ってからの香りが違うと感じたことはありませんか。
香水は時間とともに香りが変化し【トップノート・ミドルノート・ベースノート】に分けられます。

香りの系統

香りを系統ごとに分類したものが『香調(ノート)』と呼ばれています。
ここでは香水の代表的な【シトラスやフローラル、ウッディやオリエンタル】などを紹介

ファッションと同じように香りで個性を出すこともできるので、自分に合った香りを見つけて下さいね!
好きな香りを見つけて、毎日を楽しく過ごして下さい♡

こちらの記事を読んでいただき、ありがとうございました。

ご不明な点や質問等あれば、お気軽にDMなどお待ちしてます♡

アリア
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